これまで、資産形成を始めてから1000万円に到達するまでに約5〜6年、さらに2000万円までは2年半ほどかかりました。 今日は、2000万円から3000万円を達成するまでの道のりを振り返ります。
2000万円から3000万円までのスピード
資産が2000万円を超えたのは2023年3月。 そして3000万円を突破したのは2024年2月、わずか11カ月後のことでした。
私生活では家族の病気などもあり色々と大変なことはありましたが、資産形成という面では基本的な家計の管理や投資の枠組みはすでに固まっており、仕組みを回しながら最適化余地の改善を繰り返していたらいつの間にか資産が増えていた、という感覚が正直なところです。
YouTubeなどでは「複利の効果を実感するのは1000万」「いや2000万」「5000万から」などいろいろ言われますが、私自身が大きく実感したのは、この2000万から3000万の間でした。資産の膨らみ方が目に見えて加速したのです。
投資のスタンス
この時期も投資のコアは積立NISAやiDeCoを含むインデックス投資です。 一方で、日本株の個別銘柄もこの時期からかなり増やしました。配当や優待で家計を助けつつ、長期保有できる銘柄を中心にコツコツ買い増していきました。
また、生活防衛資金を活用して株主優待クロス取引を始めたのもこの頃です。資金を大きく減らさずにリターンを得る工夫を模索し、生活と投資の最適化をもう一段階進めた時期でした。
家計の最適化の仕組み
3000万円到達の背景には、投資だけでなく、日常生活の家計管理を仕組み化していたことも大きかったと思います。 ここではそれらの概要について紹介します。
iDeCo
拠出額は所得控除の対象となり、税金を減らす効果があります。 受取時には課税されますが、退職所得控除や公的年金控除を使えば、ある程度までは非課税にできます。長期で見ると「節税しながら積み立てられる」制度として非常に有効なので、限度額まで活用していました。
家計管理の4段階
お金は「日常財布」「特定用途積立」「生活防衛資金」「投資余力」の4つに分けて管理しています。
特に特徴的なのが「特定用途積立」です。 「特定用途積立」という一つの積立があるわけではなく、「車関連積立」、「医療費積立」、「旅行積立」、「汎用積立」など、汎用を用意することである程度まとめつつも複数の積立を用意しています。 これは、車検や自動車税、旅行、家具や家電の買い替え、冠婚葬祭など、将来必ず発生するけれど毎月一定ではない支出を、あらかじめ小分けに毎月積み立てておく仕組みです。 また、「学費積立」や「移住資金積立」など、将来が必要な資金が予見可能になったタイミングには、積立項目を増やすこともあります。
例えば「車関連積立」には毎月3万円を入れておき、そこからガソリン代、高速代、車検、自動車税までを処理します。大きな支出も「予定通り」に扱えます。 さらに「汎用積立」を用意し、家具や家電の買い替え、冠婚葬祭、父の日や母の日のギフトなども、毎月一定額を積み立ててその中で調整。突発的に見える出費も「想定内」にできます。
こういった月ごとの生活費と生活防衛資金の間に、中間的な積立の厚みをもたせることで、生活防衛資金を崩さなくても安心して対応できます。
銀行口座の分け方
この仕組みに合わせて銀行口座も複数用意。住信SBIネット銀行などの目的別口座なども活用し、給与が入ったらその日のうちに用途ごとに給与を振り分けます。 口座残高がそのまま予算残高になるので、家計簿をつけなくても口座残高を管理すれば資金管理ができます。
予算については、基本的には毎月固定額を入れていくようにしていますが、減り具合や余り具合を見ながら毎月微調整を繰り返します。
クレジットカードと電子決済
支払いはなるべくポイント還元のあるクレジットカードや電子決済を利用。複数のカードを使い分けていますが、利用したらすぐに引き落とし用口座にお金を移すルールを徹底しています。 キャッシュレスでも「使った分がその場で精算される」仕組みを作ることで、支出が膨らまず、現金管理と同じ感覚でコントロールできます。
ポイント活用(ポイ活)
年間で20〜30万円分ほどのポイントが貯まります。これは年収400万円くらいの人の手取り1か月分に相当するかと思います。 ポイントは「おまけ」ではなく「投資資金」として扱うのが基本方針です。
例えば、、、 - 楽天ポイント → 楽天証券で投信購入 - Vポイント → SBI証券で投信購入 - dポイント → マネックス証券で投信購入
期間限定ポイントや証券会社で使えないものは、日常の買い物に使い、その分の現金を日常生活管理用の口座から投資口座に振替えて調整します。こうして「ポイントも最終的には投資資金に変換」する流れを作っています。
ふるさと納税
返礼品はお米・肉・魚など、普段から買う食材に限定。無駄な消費をせず、生活費の削減に直結させています。年に数回に分けて注文することで、冷凍庫がいっぱいになるのを避けるのも工夫のひとつです。楽天経済圏を利用してポイ活も兼ねています。
株主優待
優待は「生活費を下げられるもの」を重視。
例えば、 * 楽天グループ:スマホ通信料を優待SIMで節約 * シンシア:コンタクトレンズ割引で医療費を軽減 * U-NEXT HD:動画サービスの無料クーポンでサブスク費用を節約
U-NEXTは夫婦でそれぞれ株を持ち、無料期間を組み合わせてNetflixを解約。年間2.4万円の固定費削減につながりました。
こうした「優待=ちょっとした贅沢」ではなく、「優待=必要な生活費を下げる手段」と捉えることで、資産形成に直結する効果が出ています。
クロス取引
生活防衛資金を遊ばせないため、一般信用での株主優待クロス取引も実施。リスクは手数料程度で、必要になればすぐに解消して現金化できるのも安心材料です。
まとめ
2000万円から3000万円までの期間は、資産の増加スピードを実感できた最初の時期でした。 投資のコアを守りつつ、家計の仕組みを磨き上げ、生活費を最適化する。そうした日常の積み重ねが、資産の加速につながったのだと思います。
今回触れた家計ノウハウの部分については、今後あらためて体系的にまとめて記事にしていきたいと考えています。 細かいやり方を整理していくことで、資産形成を目指されている方にも参考にして頂ける部分があるかと考えています。
次回予告
次回は「3000万円から4000万円まで」。 さらに資産規模が大きくなる中で、生活にどのような影響が生まれてきたか考えたいと思います。
【資産形成の振り返り②】1000万円から2000万円まで https://slothlife.hatenablog.jp/entry/2025/09/02/015022
【資産形成の振り返り①】1000万円への道 https://slothlife.hatenablog.jp/entry/2025/08/31/190019
はじめまして、Sloth Lifeです https://slothlife.hatenablog.jp/entry/2025/08/30/234408